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初心に返ってこけし作り 宮城・白石で新春恒例の「初びき」

ろくろを回してこけしに模様を描く星さん

 宮城県白石市福岡八宮の弥治郎こけし村で2日、新春恒例の「こけし初びき」があった。弥治郎系の工人が無病息災と手業の上達を願い、今年最初の1本を完成させた。
 「こけし神社」として親しまれる敷地内の小野宮惟喬(これたか)親王神社で神事の後、同市の工人星博秋さん(66)が烏帽子(えぼし)、ひたたれ姿で登場。特設のろくろ台でこけしを削り出して顔や模様を描き、伝統の技を披露した。30分ほどで約18センチのこけしを仕上げ、神社に奉納した。
 星さんは「作り始めて50年近くになるが、初心に返って先人に思いをはせながら、古き良きこけしを目指して頑張りたい。穏やかに過ごせる一年になればいい」と話した。


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2020年01月04日土曜日


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