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復興は新段階「地域のためできることで貢献」 いわきで福島・双葉町成人式

誓いの言葉を述べる新成人代表の渡辺さん(右)と服部さん
福島県双葉町の成人式に臨む新成人ら=2020年1月3日、福島県いわき市のいわきワシントンホテル
久しぶりに再開し、記念撮影する福島県双葉町の新成人ら=2020年1月3日、いわき市のいわきワシントンホテル

 東京電力福島第1原発事故で全町避難が唯一続く福島県双葉町の成人式が3日、仮役場のある同県いわき市のホテルで行われ、新成人が古里の思い出に触れて前進する決意を新たにした。
 新成人53人のうち29人が出席。伊沢史朗町長はあいさつで3月に避難指示が一部区域で解除され、復興が新たな段階に入ることに触れ「困難を乗り越えて大きく成長した皆さんに町に関わりを持ち続け、まちづくりに参加してもらうことを期待する」と激励した。
 新成人代表の渡辺碩(みつる)さん(20)と服部真和(まお)さん(20)が「お世話になった方や地域のため自分たちができることで貢献していきたい」と誓いの言葉を述べた。
 新成人は東日本大震災の発生時は小学5年生。新潟県やいわき市に避難した落合美七海(みなみ)さん(20)は柔道整復師を目指し東京の専門学校で学ぶ。「震災を経験し、災害時に人を助けたいと考えて志望した。スポーツにも関わることができる。友だちに会ってもっと頑張ろうと思えた」と話した。


2020年01月04日土曜日


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