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反省と教訓伝え来館5万人 福島・富岡の廃炉資料館 「国内外に現状伝える責任」

 福島第1原発事故の反省や教訓と、廃炉作業の進捗(しんちょく)を伝える「東京電力廃炉資料館」(福島県富岡町)の来館者数が、2018年11月末の開館から約1年で5万人を超えた。当初の年間目標は2万人だった。
 東電によると、昨年12月19日時点の来館者は約5万2500人。うち3割は第1原発を視察した際に立ち寄った人で、1割は東電社員だった。海外からも約1100人が訪れた。今年は東京五輪で訪日旅行者が増えるため、来館する外国人がさらに増加すると見込んでいる。
 資料館を運営する東電福島本社の大倉誠代表は「予想以上に多くの方に興味を持っていただけた。五輪の年であり、国内外に廃炉の現状を伝える責任があると考えている」としている。
 資料館は第1原発から約10キロ離れた国道6号沿いにある。拡張現実(AR)を使って炉心溶融(メルトダウン)が起きた経過などを紹介。溶けた核燃料(デブリ)の調査に使ったロボットの予備機なども展示している。


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2020年01月04日土曜日


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