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東京五輪・パラに向け不審船阻止へ連携 2管本部、新潟海保と合同訓練

2隻の黒い特警船が連携し、白い不審船を挟撃した

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けて警備能力を高めるため、第2管区海上保安本部(宮城県塩釜市)は塩釜市の塩釜港前の海上で、新潟海上保安部と管区を超えた合同訓練を初めて行った。
 2管本部の宮城海保に所属する巡視船まつしまと、9管本部(新潟市)の新潟海保に所属する巡視船さどが参加し、昨年12月18日に行われた。ともに警備実施等強化巡視船(略称・特警船)で、過激な集団による違法な海上デモやテロなどに対応する特別警備隊が配置されている。
 訓練は、両巡視船に搭載したゴムボートが洋上で不審な小型船を発見し、協力して対応する内容。1隻ずつ出動し、不審船に見立てた白い小型船を発見すると猛スピードで併走して連携して行く手を阻み、挟み撃ちにして隊員が乗船し、乗組員を取り押さえた。
 ゴムボート2隻が併走し速度を落とさず直進から直角に曲がる実演もあり、船体を斜めにして進むアクロバット的な技術が披露された。
 巡視船まつしまの中村哲夫特別警備隊長は「互いの知識や技術を共有でき、有意義な訓練だった。東京五輪・パラリンピックに向け、国民の安心安全を担保できるよう精進したい」と話した。
 東北を管轄する2管本部の特警船は巡視船まつしま1隻のみ。


2020年01月05日日曜日


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