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空中の妙技「はしご乗り」 無病息災や地域復興祈る

「三人乗り」を披露するとび職

 福島県南相馬市小高区の相馬小高神社で4日朝、「はしご乗り」の奉納があった。地元のとび職が次々と空中で妙技を披露し、無病息災や地域復興を祈った。
 約30人のとび職が長さ6.5メートルのはしごを立て、5人の乗り手が順に上って逆立ちする「鯱(しゃち)」などの技を繰り出した。最後に「三人乗り」も披露されると、詰め掛けた地域住民らから盛んな拍手が起こった。
 乗り手のとび職三島凌さん(27)は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で南相馬市から避難後、郡山市に転居した。「格好のいい演技を見せられた。練習したので拍手はうれしい。災害のない安全な一年を願う」と話した。
 福島県鳶(とび)土木工業連合会相双支部の主催。今年で22回目。原発事故の影響で2012年は市原町区の市役所前に場所を移したが、翌年から地元で再開した。
 小高区は16年7月、原発事故に伴う避難指示がほぼ全域で解除された。


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2020年01月05日日曜日


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