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雪中歩き無病願う 八幡平市で平笠裸参り

無病息災や五穀豊穣を願って歩いた女性たち

 全国的にも珍しい女性を中心とする寒中苦行「平笠裸参り」が8日、岩手県八幡平市の平笠地区であった。雪が降りしきる中、白装束の女性18人、男性17人が長さ2・5メートルの「験竿(けんざお)」を掲げ、地元の宮田神社から八坂神社まで8キロの道のりを練り歩いた。
 参加者は口に含み紙を挟み、道中の民家で無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈願。約4時間かけて神社に到着し、験竿やわらじを奉納した。
 平笠裸参りは岩手山の噴火を鎮めるため、藩制時代中期に始まったとされる。元々は男性だけの行事だったが戦時中、出征した夫や子どもの無事を祈る女性たちが伝統を受け継ぎ、現在の形になった。


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2020年01月08日水曜日


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