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「グッドキャリア企業アワード」仙台のミツイが大賞 女性支える働き方評価

働き方について社員と意見を交わす金沢社長

 高齢者福祉や障害者支援事業を手掛けるミツイ(仙台市)は、社員の多様な働き方を推進する取り組みが評価され、厚生労働省の2019年度の「グッドキャリア企業アワード」で大賞(厚生労働大臣表彰)を受賞した。
 同社は14年に介護老人ホームを開設して以降、現在は障害児向け放課後デイサービス、企業主導型保育所、障害者の就労移行支援の4事業12施設を宮城県内で展開する。社員160人のうち約7割は女性だ。
 保育所は社員の子どもは保育料無料で受け入れ、保育士12人も自身の子どもを預ける。産休・育休後の復帰率は100%。金沢和樹社長(40)は「子連れ出勤OKで求人を出すと定員10人に70人の応募があった。環境が整えば働ける保育士はたくさんいる」と説明する。
 就労支援の通所者を正社員として自社雇用したケースもある。金沢社長は「会社の力になる人材。少しずつ正社員の生活に慣れるようサポートした」と話す。
 放課後デイサービスで働く児童指導員の田淵由奇さん(23)は「キャリアの実現を後押ししてくれる職場。いずれは障害がある人も自由にファッションを楽しめるブランドを立ち上げたい」と夢を語った。
 金沢社長は「社員の定着が安心して利用できる福祉サービスにつながる。今後も働きたい人が当たり前に仕事を続けられる環境をつくっていきたい」と意気込む。


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2020年01月08日水曜日


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