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ICTでイノシシ捕獲 遠隔監視・操作できるわな設置 大崎・岩出山

遠隔操作を学ぶ隊員(左)=2019年12月20日、大崎市岩出山南沢

 イノシシによる農作物被害の拡大に歯止めを掛けようと、大崎市は昨年12月20日、情報通信技術(ICT)を活用した捕獲わなを導入した。スマートフォンを使い、わなの扉を遠隔操作する仕組み。
 市鳥獣被害対策実施隊員ら約25人が岩出山南沢の草地に縦横5メートル、高さ2メートルの囲いわな1基を仕掛けた。獣の侵入を検知するセンサーや入り口付近を監視するカメラも付設した。
 センサーが反応すると、隊員のスマホに通知される。5、6人の捕獲班はチャットでやりとりしつつ、生の映像を確認。獲物が確実にわなに入った頃合いを見計らい「捕獲」ボタンを押せば、鋼のゲートが閉まる。「自動捕獲」モードもある。
 業者によると、導入事例は約300あり、宮城県内の自治体では仙台市に次いで2例目。市の担当者は「新技術で駆除の負担軽減や効率化を図りたい」と話す。


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2020年01月09日木曜日


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