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アイリス売上高1611億円 12月期単体 4期連続最高更新

 アイリスオーヤマは9日、2019年12月期の決算(速報値)を発表した。単体の売上高は前期比4%増の1611億円、経常利益は23%増の115億円だった。主力の家電事業が業績をけん引し、売上高は4期連続で過去最高を更新した。一方で単体、グループ全体ともに売上高の目標額は下回ったため、22年に設定していたグループ売上高1兆円を1年繰り延べた。
 発光ダイオード(LED)照明を含む家電事業の売上高は前期比17%増の950億円となり、全体の59%を占めた。ドラム式洗濯機と4K放送対応液晶テレビへの本格参入などで売り上げを伸ばした。
 LED照明の売上高は前期と変わらず390億円にとどまった。家庭向けのLED電球、シーリングライトの単価下落が原因という。
 国内外のグループ28社の総売上高は前期比5%増の5000億円で、単体と同様に過去最高を更新。経常利益も5%増の285億円で最高だった。海外で家電販売を本格化し、インターネット通販の売り上げが増えた。
 単体、グループとも目標額に達しなかった要因は、夏の天候不順と暖冬で季節商品が苦戦したほか、消費税増税による個人消費の落ち込みが影響したという。
 20年の目標売上高は、単体が1900億円。そのうち家電とLED照明の2事業で1200億円を目指す。グループは6000億円を掲げる。大山晃弘社長は「昨期は目標に届かず悔しい思いをした。今期は大型白物家電などでネット通販に最適化した商品開発をしていきたい」と話した。


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2020年01月10日金曜日


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