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身元不明遺体の情報提供を 名取で宮城県警が呼び掛け

身元不明遺体の情報提供を呼び掛けた菅原警部(左)

 宮城県警は10日、東日本大震災の犠牲者のうち身元不明の遺体に関する情報提供を、名取市のイオンモール名取で買い物客らに呼び掛けた。昨年の石巻、東松島両市に続く3回目の取り組みで、岩沼署が実施した「110番の日」の広報活動に合わせて企画した。
 警察官が1階イベント広場で、身元不明者5人の似顔絵や発見場所、特徴などを記載したチラシ300枚を配った。震災当時を振り返るきっかけとして、東北大災害科学国際研究所の門廻充侍(せとしゅうじ)助教(津波防災)の協力で、名取、岩沼両市で見つかった犠牲者数を地区別に示す地図を掲示した。
 県警によると、名取、岩沼両市の震災犠牲者は1140人で、行方不明者は39人に上る。県内の身元不明遺体は8体。県警捜査1課検視官で、身元不明・行方不明者捜査班長の菅原信一警部は「最後の一体まで遺族の元に返してあげたい」と話した。
 情報提供は同捜査班022(221)7171。


2020年01月11日土曜日


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