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東北大メディカル・メガバンク 研究用に3世代のデータ有償提供

 東北大東北メディカル・メガバンク機構(仙台市青葉区)は10日、宮城県内の健康調査で得た親子3世代158組の健康状態や全ゲノム解析情報について、研究目的での利用受け付けを開始したと発表した。世界的にも大規模な3世代データとなっており、疾病の遺伝要因などの解明、予防・治療の開発を目指す。
 データは同機構が岩手、宮城両県で実施した長期健康調査の一環で収集した。2013〜17年にかけ、宮城県内全域の約50医療機関を通じ、158人の妊婦と夫、双方の両親、生まれた子どもら計1107人の協力を得て集めた。
 全員の基本的な健康状態のほか、大人は喫煙といった生活習慣の調査、血液やアレルギーの検査結果なども含まれる。データで個人が特定されることはないという。
 データの利用を希望する研究者に、計画などを審査した上で有料で提供する。同機構は「祖父母の生活習慣が、世代を超えて孫の健康状態に影響を与える可能性が指摘されている。リスクの把握で、個別的な予防や医療の実現につなげたい」としている。
 機構は12年に発足。国内最大規模となる遺伝情報の蓄積による次世代医療開発を目的に、データの分析や公開を進めている。


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2020年01月11日土曜日


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