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阪神大震災 17日で25年 仙台でパネル展 被災者が解説ツアー

建物の倒壊状況をまとめた地図を解説する森口さん(左端)

 17日で発生から25年となる阪神淡路大震災を伝える巡回パネル展が、若林区のせんだい3.11メモリアル交流館で開かれている。10日には被災した担当者による解説ツアーがあり、来場者に被災直後の様子を説明しながら備えの大切さを伝えた。
 災害の教訓を後世に伝える活動を行う「人と防災未来センター」(神戸市)の主催で、昨年から東京都や新潟県を巡回している。
 震災発生直後や復興後の被災地を写したパネル11点のほか、約2カ月後の神戸市長田港付近の建物倒壊状況を示す地図を公開した。建物の被害によって全壊の場合は赤、火災で損傷した場合はピンクなどの色分けをしている。
 10日の解説ツアーでは、震災で同市東灘区の自宅が全壊したセンター職員の森口和香子さん(42)が、パネルを使って当時の様子を説明した。「25年前はボランティアが今ほど多くなく、避難所の運営などに苦労した。災害はいつ発生するか分からない。備えが重要だ」と語った。
 参加した石巻市の看護師武山友幸さん(49)は「阪神大震災の発生から25年になるが、今もまだ生活が戻らない人がいるのを知った。東日本大震災の被災地としても学ぶべき点が多い」と話した。
 パネル展は2月11日まで。開館時間は午前10時〜午後5時。入館無料。休館日は毎週月曜と祝日の翌日。


2020年01月12日日曜日


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