宮城のニュース

炎鮮やか豊作祈る 宮城・加美で「柳沢の焼け八幡」

豊作への願いとともに勢いよく燃える御小屋
厄よけで顔にすすを塗り付けられる子ども

 宮城県加美町宮崎地区の柳沢集落で11、12の両日、豊作と火よけを願う伝統行事「柳沢の焼け八幡」があった。
 12日は未明から若者講の男性18人が集会所で酒を酌み交わし、下帯姿で近くの八幡神社を参拝。「ヨイサ、ヨイサ」と掛け声を響かせながら約40戸を回り、手おけの酒を振る舞った。
 昨年、涌谷町から移り住んだ会社員高橋一美さん(44)は厄よけのすすを顔に手荒く塗り付けられ、「感無量。集落に迎え入れられ、うれしい」と話した。
 神社では午前6時ごろ、竹とわらで作った「御小屋」に火を付けて五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。
 11日は、わらで作った灯籠を焼いてコメの作柄を占った。わら束は例年は月数を示す12束だが、今年はうるう年のため13束。若者長の猪股繁さん(58)は「きれいに燃えた。豊作になりそうだ」と語った。
 「柳沢の焼け八幡」は600年以上の歴史があるとされ、県無形民俗文化財に指定されている。


関連ページ: 宮城 文化・暮らし

2020年01月13日月曜日


先頭に戻る