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消防団に優遇サービス 八戸市消防団が人員確保へ新事業

消防団員応援の店の登録通知書を受け取る中川原社長(左)

 青森県八戸市消防団は今月、団員確保に向けて団員や家族を支援する「市消防団応援の店」事業をスタートさせた。市内の登録店で団員証を見せると、料金割引などのサービスが受けられる仕組み。青森県内では初の取り組みになる。
 10日までに市内のホテルと居酒屋、不動産業の3事業所が登録された。各事業所は宿泊費や仲介手数料の割引、ドリンク1杯無料などのサービスを提供する。現在、対象は同市の消防団員に限られる。
 八戸地域市町村圏事務組合消防本部(八戸市)で10日に交付式があり、第1号の八戸プラザホテルに表示証などが手渡された。中川原俊雄社長は「地域貢献、特に消防団の活動に協力しようと社員に言っており、応募を決めた」と述べた。
 消防本部によると市内の消防団の定数は1548人。2014年度以降は充足率が9割を下回っており、昨年10月時点の団員数は1328人だった。平均年齢は47.6歳で若手の入団が少ないという。
 事業は新たな人員の確保だけでなく、団員のモチベーション向上につながる可能性もある。登録店側は地域貢献によるイメージアップや新たな客の獲得が期待できる。
 市消防団の上野玉地団長は「団員減少は消防団だけではどうにもならない。各事業者の協力で消防団をPRしていきたい」と話す。


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2020年01月13日月曜日


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