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台風19号3カ月 福島、なお116人が避難 農林水産業被害は3県で1400億円超

 東日本で猛威を振るった台風19号から12日で3カ月が経過した。昨年末にプレハブ仮設住宅が整備された宮城県では避難所が全て閉鎖されたが、福島県では116人(10日現在)が避難所に身を寄せる。岩手、宮城、福島3県で農林水産業の被害総額は少なくとも1400億円を超え、鉄路も復旧に時間がかかっている。
 河北新報社の集計で東北の死者・行方不明者は表の通り。岩手、宮城、福島3県で53人が死亡、2人の行方が分かっていない。
 宮城県丸森町では昨年12月21日にプレハブ仮設住宅の入居が始まり、同29日に避難所が閉鎖された。福島県では避難所の他、1955人が市町村営住宅や東日本大震災で整備した仮設住宅などに避難している。
 各県が把握する農林水産業関連の被害は岩手約97億円、宮城約703億円、福島は約636億円に上り、被害額はさらに膨らむ見通し。
 岩手県の三陸鉄道リアス線は昨年12月28日に田老−田野畑間で運行を再開。今月16日に陸中山田−津軽石間も再開予定で、残る釜石−陸中山田間と田野畑−久慈間は3月中旬の再開を目指して復旧を急ぐ。
 阿武隈急行の宮城、福島県境の富野−丸森間は、土砂崩れなどの被害が深刻で運行再開のめどが立っていない。
 ボランティアは3県で延べ5万6000人以上が被災家屋の片付けなどを手伝った。丸森町やいわき市などでは引き続きボランティアを募集している。


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2020年01月13日月曜日


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