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鳥追いで豊作願う 東松島・月浜「えんずのわり」

地区を回り、豊作と無病息災を祈る小野君(左)と山内さん

 宮城県東松島市宮戸の月浜地区で14日、国の重要無形民俗文化財「えんずのわり」の中心行事「鳥追い」があった。地元の小中学生2人が地区内の民家や民宿約25軒を訪ね歩き、豊作と無病息災を祈願した。
 鳴瀬未来中1年山内紳太郎さん(13)が「大将」を務め、宮野森小6年小野佑真君(12)と参加した。午後7時前に五十鈴神社の岩屋を出発。家々の縁側や玄関先に立ち、アカマツを削った棒で地面を突きながら「えんずのわーり、とーりょうば(意地の悪い鳥を追えば)」と唱えた。
 訪問を受けた無職鈴木良雄さん(73)は「人数が少なくなり寂しさはあるが、伝統行事を絶やさずやってくれてうれしい」と語った。山内さんは「地区の人たちが1年間安全に過ごせるようにしたい」と願った。
 2人は11〜16日、岩屋にこもって自炊するなどして共同生活を送る。
 えんずのわりは200年以上続く伝統行事。地元の小学1年〜中学3年の男子が担う。対象者は年々減り、今年は過去最少だった。


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2020年01月15日水曜日


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