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稲わらを刺し五穀豊穣願う 秋田・由利本荘で伝統の雪中田植え

豊作を願い、年男、年女らが雪の台に稲わらなどを刺した雪中田植え

 秋田県由利本荘市鳥海町の休養宿泊施設「鳥海荘」で15日、小正月の伝統行事「雪中田植え」があった。地元の年男、年女を中心に11人が田んぼに見立てた雪の台に、稲わらの束などを刺して植え付け、五穀豊穣(ほうじょう)を祈念した。
 雪の台は約4メートル四方。例年わら束は12本だが、今年は旧暦のうるう年に当たることから13本植えた。ヨシのように稲穂が伸び、大豆みたいに大きく実ってほしいと、豆殻とヨシも植えた。
 雪中田植えは鳥海地域で100年以上続く。稲わらが雪の重みで適度に傾けば豊作になるとされる。
 約120人が見守った。由利本荘市の農業黒木良孝さん(66)は「昨年は稲が立派に育ったが、今年は雪不足が心配。たくさん収穫できるようにと祈った」と語った。


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2020年01月16日木曜日


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