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福島沿岸の密漁摘発、過去10年で最多23人 魚介類の安全性浸透?

 福島県沿岸で昨年、アワビやホッキなどを密漁したとして23人が摘発され、過去10年で最多となったことが福島海上保安部のまとめで分かった。保安部は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から8年が経過し海や魚介類に親しむ人が増えたのが背景にあるとみて、ルール順守を呼び掛けている。
 保安部によると、摘発されたのはいずれも県内在住の30代〜70代男性。自分で食べたり知人に分けたりする自家消費が目的だった。
 違反の内訳は、漁業権を持たずにアワビやウニ、ホッキなどを採る漁業法違反が16人。うち11人は一定の大きさ以下の魚介を狙ったり禁止期間に採ったりして県漁業調整規則など他の法令にも違反した。
 遊漁者に禁止された漁具を使う違反もあった。同規則違反のみに問われた7人は、柄の先に爪や金網の付いた漁具「じょれん」でアサリを採った。違反と知らずに使う例も多いという。
 県内では海水浴場の再開が進んでいる。保安部は「海や海産物の安全性には理解が広がっているとみられる。ルールをしっかり守り、海を楽しんでほしい」と強調する。


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2020年01月16日木曜日


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