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「青下の杜プロジェクト」仙台市と民間9団体が協定

協定書を手に記念撮影する郡市長(前列中央)と協力企業の社長ら

 仙台市は青葉区熊ケ根の「青下水源地」の環境保全に民間資金を活用する「青下の杜プロジェクト」に協力する9団体を選定し、16日に市役所で協定を締結した。各団体は新年度から活動エリア内に愛称を付ける代わりに、年間30万円以上の寄付金を拠出し、森林の保全や育成に取り組む。

 水処理大手メタウォーター、水道料金徴収業務の第一環境、給水装置製造の前沢給装工業(東京)、クボタ、水道管路器具製造の大成機工(大阪市)、水道コンサルタントの日水コン東北支所、日立製作所東北支社、宮城衛生環境公社(青葉区)、県管工業協同組合(宮城野区)が選ばれた。
 協定期間は4月1日から3〜6年間。青下川の青下第1ダム上流域で、市水道記念館北側の散策路に広がる水源保全林、計1万3700平方メートルを活動エリアとする。当初は8区画を募集したが、9団体から応募があり、1区画を追加した。
 協定によると、市が寄付金で森林保全活動を展開し、協力企業や団体は水道記念館での展示やイベント、植樹体験などに取り組む。
 メタウォーターは3000平方メートルの区画で、新入社員研修の森林保全作業を行うほか、自社製の非常用ろ過装置を記念館に展示する。中村靖社長は「環境保全の意義、市民に安全を届ける大切さを若い社員に気付かせたい」と意気込む。
 郡和子市長は協定締結式で「水源保全の心強いパートナーになってもらい、感謝している。皆さんに力をもらいながら、杜の都の豊かな自然環境を将来に引き継ぎたい」と期待した。


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2020年01月17日金曜日


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