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台風19号被災の三鉄、陸中山田−津軽石も運行再開

小旗を振って列車を出迎える子どもたち

 台風19号で甚大な被害を受けた第三セクターの三陸鉄道(岩手県宮古市)は16日、不通となっていたリアス線の陸中山田(岩手県山田町)−津軽石(宮古市)間(17.3キロ)で運行を再開した。これにより陸中山田−田野畑(岩手県田野畑村)間(62.1キロ)がつながり、盛(岩手県大船渡市)−釜石間を含む運行区間は総延長163キロのうち6割となった。
 陸中山田駅には地元住民ら約200人が集まり、復旧を祝った。子どもたち90人は入線した列車を「ありがとう、待ってたよ。これからもよろしくね」と声をそろえて出迎えた。
 特産のかき汁を振る舞った三陸やまだ漁協女性部大浦地区部長の阿部秋子さん(62)は「人との交流が地域を活性化させる。ぜひ三鉄に乗って山田に来てほしい」と呼び掛けた。
 残る不通区間は釜石−陸中山田間(28.9キロ)と田野畑−久慈間(35.4キロ)となった。このうち田野畑−普代(普代村)間(9.3キロ)は2月上旬、普代−久慈間(26.1キロ)も3月20日の全線運行再開前の復旧を目指す。釜石−陸中山田間は3月20日に運転再開する予定。
 中村一郎社長は「高校生の利用頻度が高い陸中山田−宮古間が復旧した。新たなスタートを切る気持ちで全線運行再開を迎えたい」と話した。
 リアス線は計77カ所で土砂流入や路盤流失の被害があり、一時は全区間のうち7割が不通となった。


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2020年01月17日金曜日


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