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伝統の竹馬で友と駆ける 災害ごみ置き場から復旧した校庭で運動会

復旧した校庭で竹馬に乗る金山小の児童や保護者たち

 台風19号で被災した宮城県丸森町金山小(児童28人)で18日、恒例の「新春竹馬運動会」があった。会場の校庭は災害ごみの仮置き場となったが、昨年中に撤去し、表土も入れ替えた。校舎や体育館は浸水で使えなくなり、今でも丸森小で授業を受けている児童たち。慣れ親しんだ校庭で伝統行事を続けられた喜びをかみしめ、駆け回った。
 竹馬も水に漬かり、保護者らが新しく作った。児童たちは徒競走や借り物競走、サッカーなどの種目にはだしで挑戦。保護者らと校外の土手を走るクロスカントリーもあった。
 器用に竹馬を操る上級生も、まだ乗りこなせない1年生も新しい土の上で懸命にゴールを目指した。保護者や地域住民は、久々に歓声が戻った金山小の光景に目を細めた。
 5年大石優来さん(11)は「金山小の校庭で竹馬に乗れて、とてもうれしい。地域の人たちもたくさん見に来てくれたのでよかった」と話した。
 竹馬運動会は1971年から続く。町は今年も金山小の校庭で開催できるよう、昨年11月末までに災害ごみを撤去。校舎や体育館の復旧工事を年度内にも始め、2020年度の2学期からの使用再開を目指す。


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2020年01月19日日曜日


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