宮城のニュース

金文化で地域の活性化を模索 日本遺産「みちのくGOLD浪漫」学ぶシンポ

産金文化を生かした活性化策を考えたシンポジウム

 岩手、宮城両県の5市町が金を通して歴史や文化を伝える日本遺産「みちのくGOLD浪漫(ろまん)」を学ぶシンポジウムが18日、宮城県涌谷町公民館で開かれた。
 涌谷町のほか陸前高田市、岩手県平泉町、気仙沼市、宮城県南三陸町でつくる推進協議会の主催。関係者約90人が出席した。
 涌谷町文化財保護班の職員が同町の金文化の歴史を紹介。749(天平21)年、日本で初めて金が産出され、大伴家持が万葉集で「金(くがね)花咲く」と喜びを表現したことなどを解説した。
 町地域おこし協力隊員の樋下稔生(としお)さん(65)が、他地域の日本遺産認定にも携わった経験から「遺産は地域の物語を伝えること。地元の人材育成や普及啓発を通し、機運を高めるのが大事だ」と説明した。
 関係者によるトークセッションでは、地域の活性化策などが論じられた。「利益を上げ、継続した取り組みになるような商品開発が必要だ」といった意見が出た。
 日本遺産の認定は昨年5月20日に受けた。シンポは2月1日に陸前高田市、同16日に多賀城市でも開かれる。


関連ページ: 宮城 社会

2020年01月19日日曜日


先頭に戻る