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春目指し、55万人挑む 最後のセンター試験開始

センター試験に臨む受験生=18日午前9時10分ごろ、仙台市青葉区の東北学院大土樋キャンパス

 大学入試センター試験が18日、全国の689会場で始まった。次回から大学入学共通テストに切り替わるため、1990年から続いてきた試験は今回で最後となる。センター試験の得点を入試に使う大学・短大は858校で過去最多だった。
 日程は19日までの2日間で、志願者は前回より1万9131人少ない55万7699人。東北の志願者は前年より987人少ない3万2713人(男子1万6914人、女子1万5799人)だった。
 18日は地理歴史と公民、国語、英語のリスニングを含む外国語の試験を行った。東北では、東日本大震災の特例措置で、今年も岩手県の大船渡高、釜石高に臨時会場が設けられ、試験会場は44カ所だった。
 大学入試センターによると、会場の不具合などで全国で計206人が繰り下げ対象となった。英語のリスニングで、ICプレーヤーの不具合などで終了後に中断部分から試験をやり直す「再開テスト」が山形大や宮城教育大で実施された。
 志願者のうち、高校などを今春卒業予定の現役生は1万2715人減の45万2235人で全体の81.1%を占めた。浪人生など既卒者は6306人減の10万376人、高校卒業程度認定試験(旧大検)合格者らは110人減の5088人。 東北学院大土樋キャンパスで受験した仙台一高3年の女子生徒(18)は「来年は共通テストが始まるので試験対策が難しくなる。今年で決めたい」と話した。
 19日は理科と数学の試験が行われる。

 センターは18日、世界史Bの第1問の問5について全員に得点を与えると発表した。中国の三国時代の「魏」と、より古い戦国時代の「魏」と誤解する恐れがあるとしたためで、受験生が試験中に指摘した。


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2020年01月19日日曜日


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