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19年自殺率・秋田全国2位 県、防止へ支援継続を確認

 秋田県の部局長で構成する県自殺予防対策推進会議が20日あった。警察庁が17日にまとめた集計(速報値)で、2019年の県内の人口10万当たりの自殺者数(自殺死亡率)が全国で2番目に高く、60代以上の自殺が全体の半数を超えたことなどが報告された。自殺を防ぐための継続した支援の重要性を確認した。
 県警によると19年の自殺者数は217人に上り、前年より11人増えた。自殺死亡率は21.9人(前年比0.9%増)で、山梨県の22.3人に次いで高かった。
 年代別では70代の41人が最も多く、60代の39人、80代の36人と続いた。命を絶った原因は健康や経済、生活を巡る問題が多かったとみられるという。
 県は昨秋から民生委員や老人クラブによる高齢者世帯への戸別訪問を実施。インターネットの検索行動と連動したウェブ広告による相談窓口の周知も始めた。県健康福祉部の諸富伸夫部長は「情報発信にも力を入れる」と強調した。
 秋田の自殺死亡率は1995〜2013年まで全国で最も高かった。14年は2位。15〜17年は再び1位となったが、18年は記録が残る1979年以降で最も低い6位だった。
 佐竹敬久知事は「数字に一喜一憂せず年代別の特徴や原因を見極め、専門機関と連携してほしい」と話した。


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2020年01月21日火曜日


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