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仙台港のコンテナ貨物取扱量、5年連続最多更新 中国航路新設で輸入増

 仙台港の2019年のコンテナ貨物取扱量が約28万9000個(速報値、20フィートコンテナ換算)となり、5年連続で過去最多を更新したことが21日、宮城県のまとめで分かった。18年を約1万1000個上回る見通しだ。
 県によると、18年(27万8179個)比では約4%増加した。東日本大震災前で最多だった10年(21万6345個)からは約32%増えた。
 輸入が堅調に伸びた。上海など中国沿岸部を直接結ぶ国際コンテナ定期航路が18年12月に新設され、電気機械や家具、鋼材などの輸入量が増えた。韓国からの輸入も底堅く推移した。
 輸出は北米向けの貨物量が減少した影響などで18年の実績を割り込む見込みだが、輸入の増加が取扱量全体を押し上げた。
 仙台港では高砂コンテナターミナルの拡張工事が進んでいる。4月には用地約6ヘクタールの使用が暫定的に始まる見込みで、取扱量の増加や荷役作業の効率化などが期待されている。
 県港湾課の担当者は「中国航路の増加が大きな要因。取扱量の上積みに向けて輸出貨物の掘り起こしに努めたい」と話した。
 仙台港のコンテナ貨物取扱量は震災があった11年に前年比55%減の9万6633個まで落ち込んだ。復旧復興事業に伴う建材建材需要の高まりで、12年は17万6629個と急回復した。


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2020年01月22日水曜日


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