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山形大学長「協力できない」 xEV飯豊研究センターを共同利用する専門職大学で

 山形大が同大xEV飯豊研究センター(山形県飯豊町)を3月末に閉鎖する方向で検討している問題で、小山清人学長が飯豊町の後藤幸平町長に検討状況を伝えた際、センター敷地で開学準備が進む電気自動車整備士の専門職大学について「協力できない」と発言していたことが23日、関係者への取材で分かった。
 町によると、設置主体の学校法人「赤門学院」(仙台市青葉区)が行った文部科学省への設置申請では、専門職大がセンター施設の半分以上を共同利用することを前提としている。大学側の事前承認も得ていたはずだという。
 関係者によると、小山学長は昨年12月24日、学長を訪ねた後藤町長に対し、共同利用について「事前に協議がなされていない。(センターに配置された)教員が勝手に判断している」と説明。「これまでも大学としては協力できないと言ってきた。町、山形銀行との3者連携で誘致と説明されているのも事実と異なる」との趣旨の発言をした。
 町は2018年4月、専門職大の誘致方針を発表。当初は2年制の短大とする構想だったが、赤門学院は文科省との協議を経て19年10月、より研究分野を広げげたモビリティシステム専門職大(4年制)として設置申請した。
 山形県内への大学新設については以前から、山形大をはじめ県内大学の関係者が運営や学術連携などについて意見交換する「大学コンソーシアムやまがた」などで否定的な意見が強まっていた。


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2020年01月24日金曜日


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