宮城のニュース

<いぎなり仙台>いい湯だっちゃ![9]夢実の国(宮城県大郷町)階段式で湯音心地よく

夜には露天風呂がライトアップされ、くつろぎの空間を演出する
併設するビール工場にちなみ、ドイツ風の外観が目を引く夢実の国

 宮城県大郷町の夢実(ゆめみ)の国は五つの浴槽が階段でつながっている。階段式と呼ばれる珍しい構造。上段から露天風呂が四つ、内湯が一つ連なる。上段から流れ続ける湯音が心地よい。木々に囲まれた自然の下、開放感を味わえる。
 取材に訪れた今月中旬、開店と同時に次々とお客がやって来た。平日だが、なかなかのにぎわいだ。
 「冬から5月の大型連休までが最盛期」と、運営する健康食品会社「サンケーヘルス」(大郷町)の夢実の国ホールサービス課長武蔵一昌さん(58)。美肌や疲労回復にいいと評判で、常連のスポーツ選手も多いという。
 地ビール「松島ビール」の工場もあり、入浴後に出来たての生ビールを堪能できる。
 昨年の台風19号で町は大きな被害を受けた。10〜11月には、被災した町民やボランティアを無料で受け入れ「癒やされた」「リフレッシュできた」と喜ばれた。
 「お世話になったからね」。恩返しとばかりに温泉と食事を楽しんでいく被災住民もいる。人情も温かい。(藤田和彦)

[夢実の国]宮城県大郷町東成田新田11の1。営業は午前10時〜午後9時(受け付けは午後8時半まで)。第3木曜定休。入浴料は中学生以上600円、小学生400円、4歳以上300円、3歳以下無料。食事施設もある。連絡先は022(359)5555。


2020年01月25日土曜日


先頭に戻る