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仙台市一般会計5411億円 新年度予算案 子育て・教育に重点配分

仙台市役所

 仙台市は2020年度当初予算案を固めた。一般会計は5411億円で、19年度当初比で152億円(2.7%)減った。減額は2年ぶり。東日本大震災後の12年度以来、9年連続で5000億円を超えた。特別会計と企業会計を合わせた予算総額は1兆788億円で、19年度当初を305億円(2.7%)下回った。
 (1)若い力が育ち、活躍するまち(2)創造と可能性(3)自然と共存する防災環境都市づくり(4)暮らしを守る安全・安心−を柱に、それぞれ「挑戦」を打ち出した。
 重点は教育環境と子育て支援の充実。「若い力の育成」を含め35億円を配分した。児童生徒の不登校対策として、適応指導教室「杜のひろば」を青葉区宮城地区に増設。いじめ対策では第三者の専門家による相談支援窓口を新設する。
 児童虐待の増加を踏まえ、民間の児童養護施設に一時保護の受け入れを委託する。子ども医療費の助成は所得制限を緩和し、対象を拡充する。市民協働事業提案制度に「若者枠」を新設し、若い世代の視点をまちづくりに取り入れる。
 経済成長戦略や都心再構築プロジェクトに29億円を充てた。JR仙台駅西口の青葉通の広場化検討や「勾当台ビジョン(仮称)」策定、定禅寺通の車線縮小の社会実験に取り組む。
 防災環境都市づくりは21億円を計上。21年3月の震災10年を見据え、市職員間の教訓伝承プログラムを構築する。環境分野は使い捨てプラスチックの使用抑制キャンペーンを展開する。
 暮らしの安全安心には46億円を盛り込んだ。高齢者の生活支援コーディネーターを配置。障害者の相談支援事業所を支える基幹相談支援センターを新設する。


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2020年01月28日火曜日


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