福島のニュース

東電の廃炉計画 内堀知事「疑問は当然」 富岡町議会に理解

 福島県の内堀雅雄知事は27日の定例記者会見で、東京電力が福島第2原発(楢葉町、富岡町)の廃炉に向けて作成中の廃止措置計画で、放射性廃棄物の処分方法が未確定の状態で作業期間を44年と設定していることに「疑問が出るのは当然のこと」と述べた。
 福島第2の廃炉では5万トン以上の放射性廃棄物が発生する。現時点で国内に廃棄施設はなく、使用済み核燃料とともに最終処分の在り方が課題。22日に計画概要の説明を受けた富岡町議会では「処分方法がない中での作業着手は理解できない」といった意見が出た。
 内堀知事は町議会の指摘に理解を示し「最終処分の問題は福島のみならず、日本全体で明らかになっていない。国、電力事業者に対し、早期に方向性を示すよう求めていく」と述べた。


2020年01月28日火曜日


先頭に戻る