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郡和子仙台市長 定例記者会見 1/29

記者会見に臨む郡市長

 郡和子仙台市長の29日の定例記者会見での主なやりとりは以下の通り。

 Q 2020年度当初予算案の発表があった。「多様な力で未来を創る、新たな杜の都への挑戦」がテーマだが、20年度に挑戦を打ち出した狙いは。
 A 東日本大震災から10年目に入る。109万の市人口は近く減少が見込まれる。ポスト復興のまちづくりへの「挑戦」の意味を込めた予算案を編成した。

 Q 重点分野は。
 A 5歳児対象の発達相談事業、子ども医療費助成の拡充、子育て相談、いじめ相談の窓口新設など教育環境、子育て支援の充実に重点配分した。

 Q 子ども医療費助成の拡充は、所得制限の緩和を検討するというが、撤廃は考えないのか。
 A 他自治体に所得制限を撤廃する動きがあるのは承知しているが、撤廃まで踏み込むには財源の問題がある。ちゅうちょしながらも対象世帯を増やしたいとの思いで、所得制限を緩和する。

 Q まちづくりに関する市民アンケートで、教育や子育て支援の分野「仙台で育つ」が低評価だった。
 A 十分でないとの市民の指摘は真摯(しんし)に受け止める。新総合計画はもちろん、新年度の市政運営もこれらの声を踏まえて臨むし、当初予算案にもその思いを込めた。

 Q 新型コロナウイルスによる肺炎への対応は。
 A 市民の相談窓口を開設し、市ホームページで注意喚起している。中国の旧正月の春節で、仙台にも多くの中国人観光客が訪れる時期。いつ発症者が現れるか分からないという危機感を持って取り組む。(感染者の入院先となる)市立病院のベッド数は既に確認しており、万一の場合は適切に対応するよう指示している。一方で観光面の影響も出てくると想定する。

 Q 宮城県美術館(青葉区)の移転中止を求める声が市民、専門家から上がっている。
 A 県美術館は長い間、あの場所にあって親しまれてきた。建造物も立派であり、存続を望む市民の熱い思いが表れているのだろう。一方、県有施設を集約することのメリット、デメリットがどこまで市民に知らされているかというと、不十分ではないかと思う。県にはもっと情報を出すようにと申し上げたい。


2020年01月29日水曜日


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