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「北限」の岩ガキ養殖に再挑戦 男鹿市やドリームリンクが実証試験

戸賀湾での岩ガキ養殖を軌道に乗せようと握手を交わす(左から)男鹿市の菅原広二市長、川崎社長、村上社長

 外食チェーンのドリームリンク(秋田市)と男鹿市、カキの生産・販売を手掛ける川崎水産(広島県廿日市市)の3者は28日、男鹿市の戸賀湾で岩ガキの養殖実証試験を進めていると発表した。成功すれば本州最北の岩ガキ養殖となる。2021年夏の初出荷を目指す。
 秋田県庁で記者会見したドリームリンクの村上政彦社長らによると、昨年夏ごろに稚貝を採取し、養殖を開始した。成育は順調で、来夏に殻長(かくちょう)8センチほどの大きさで出荷するという。冬期間は岸に近い中間育成場に移し、春から秋にかけては沖合で育てる。
 戸賀湾では以前も地元の漁業者が岩ガキ養殖を試みたが、冬の日本海の荒波で流されるなど課題が多く断念した経緯がある。年間80〜100トンのカキを養殖する川崎水産の川崎健社長の協力を得て、再挑戦する。
 川崎社長は「戸賀の漁師が笑顔になれるよう後押ししたい」と話した。


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2020年01月29日水曜日


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