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仙台空港厳戒 新型肺炎の感染拡大阻止へ中国便の検疫強化

この日の中国便は欠航となったが、国際線の搭乗手続きに並ぶ乗客にはマスク姿が目立った=28日午後4時30分ごろ、仙台空港

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を防ごうと、仙台空港(宮城県名取市、岩沼市)の検疫所では、国の指示に基づき中国から到着する便の乗客への対策を強化。空港スタッフもマスクを着用して旅客に対応している。
 仙台発着では、中国国際航空が大連経由の北京線と上海線をそれぞれ週2往復運航する。検疫所は25日から、到着した乗客に「健康カード」を配布。武漢滞在歴があり、せきや発熱といった症状がある場合や、解熱剤を服薬している場合は検疫官に申し出るよう促している。
 カードはA4判に日本語、英語、中国語の簡体字、繁体字で書かれ、発熱時などは医療機関の受診も勧める。従来通りサーモグラフィーによる計測も行い、36.5度以上の発熱が検知された場合は別室で健康状態などを確認する。
 28日の北京線は大連の天候不良で欠航となった。休暇で仙台を旅し、大連の実家に帰る予定だった米サンフランシスコの大学生杜世雄さん(23)は「肺炎は少し心配。予防策は家にいることだけ」と話した。
 空港では27日からインフォメーションと国際線出国待合室の免税売店、28日から直営売店のスタッフにマスク着用を推奨し、感染予防に努めている。


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2020年01月29日水曜日


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