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新型肺炎拡大の影響じわり 山形で中国人客580人分キャンセル

マスク姿で蔵王温泉行きのバスに乗り込む中国や台湾からの観光客=28日、山形市のJR山形駅バスロータリー

 山形県は28日、県内の宿泊施設で今月から来月にかけ、少なくとも延べ約580人分の中国人客の予約キャンセルがあったと発表した。新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が影響したとみられる。
 県インバウンド・国際交流推進課によると予約キャンセルは蔵王温泉(山形市)が約490人と大部分を占めた。かみのやま温泉(上山市)とあつみ温泉(鶴岡市)でも数十人ずつ出た。
 蔵王温泉のキャンセル客は、スキーや樹氷観賞を目的とした団体客が多いとされる。台湾などと並んで中国からの宿泊客が多いという「蔵王四季のホテル」では今月中旬以降、キャンセルが相次いだ。
 ホテルの布施正一専務は「暖冬で雪目当ての客が減っている中、追い打ちをかけられ厳しい状況。春節のトップシーズンだが、売り上げの減少は免れないだろう」と語った。
 同温泉の「おおみや旅館」でも、従業員全員にマスクを着用させる対応を取った。担当者は「肺炎が拡大していることはどうしようもないが、館内では感染を防ぐよう徹底したい」と話した。


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2020年01月29日水曜日


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