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東北電、5年ぶり増収増益 燃料価格下落が影響 20年3月期第3四半期

 東北電力は29日、2020年3月期第3四半期(19年4〜12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.8%増の1兆6426億円、経常利益は約2.5倍の780億円、純利益は約2倍の494億円。燃料価格下落などが影響し、同期としては5年ぶりの増収増益となった。
 売上高は、小売りの販売電力量が競争激化に伴う契約切り替えなどで1.8%減少したが、卸売りは首都圏への販売電力量増加などで7.5%伸びた。
 収益面では、輸入燃料価格の変動が電力販売価格に反映されるまでの時間差で生じる差額が、前年同期の270億円の差損から210億円の差益に転換し、全体の利益を押し上げた。
 台風19号に関する被害設備復旧費用など53億円を特別損失に計上した。主な修繕費は水力発電所28億5100万円、電柱などの配電設備11億3000万円。
 通期の連結業績予想は売上高2兆3900億円、経常利益730億円、純利益450億円で変わらない。連結子会社は51社。
 記者会見した原田宏哉社長は「競争激化が進行し、燃料価格の動向が不透明。今期のような収支の改善があるとは限らず、一層の販売拡大と競争力強化を図る必要がある」と述べた。


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2020年01月30日木曜日


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