宮城のニュース

新型肺炎の感染者発生時の手順確認 宮城県、専門家交え協議

感染者発生時の対応手順などを確認した会合

 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、県は29日、臨時の感染症対策委員会専門部会を県庁で開いた。部会長の賀来満夫東北医科薬科大特任教授(感染制御学)ら専門家7人が出席し、感染者が県内で出た場合の対応手順などを確認した。
 会合では、国内での発生状況の報告を受けたほか、感染者の指定医療機関への搬送方法を申し合わせた。県民に対する予防啓発の方法として、対策を記したチラシを作成したり、有識者によるセミナーを開いたりする案が出された。
 賀来部会長は閉会後の取材に対し「国内での発生に不安を感じている人も多いと思う。県民が冷静に対応できるよう準備していきたい」と話した。
 県は、国内での感染者数の動向を見極めながら、今後も有識者を集めた会議を開き、対策を検討する。
 県と仙台市が24日に開設した電話相談窓口に寄せられた件数は、県が28日までに42件、市が27日までに36件だった。予防対策の質問に加え、医療機関からは観光などで訪れている中国人が受診に来た場合の対応を問うものもあったという。
 感染者が発生した場合、県は感染症予防計画に基づき対応する。

 県内の指定医療機関は次の通り。かっこ内は所在地、数字は指定病床数。
 【第一種】東北大病院(仙台市青葉区、2)
 【第二種】公立刈田総合病院(宮城県白石市、4)▽仙台市立病院(太白区、8)▽大崎市民病院(宮城県大崎市、6)▽栗原市立栗原中央病院(宮城県栗原市、1)▽石巻赤十字病院(宮城県石巻市、4)▽気仙沼市立病院(宮城県気仙沼市、4)


関連ページ: 宮城 社会 新型肺炎

2020年01月30日木曜日


先頭に戻る