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団体旅行停止後初の中国便、仙台空港に次々到着

仙台空港に到着後、健康カードを手に検疫ブースを通過する上海線の乗客ら。検疫官はサーモグラフィーで体温を確認した=29日午後1時30分ごろ

 仙台空港(宮城県名取、同県岩沼両市)では29日、中国政府が海外への団体旅行を27日に停止して以降、初めてとなる中国からの国際定期便が到着し、日本人の乗客ら72人が降り立った。
 仙台発着は中国国際航空が上海線を水、日曜、大連経由の北京線を火、土曜の週計4往復運航する。28日の北京線は天候不良で欠航となったが、29日は予定通り上海線が運航された。
 上海在住の主婦(39)は、夫が勤める出版社から家族の一時帰国を指示されたのを受けて12歳と2歳の娘2人と共に帰国。「子どもたちは1週間外出せずにいたので外で遊ばせたい。日に日に状況が悪くなっていて、1人で残った夫が心配」と話し、福島市の実家に向かった。
 乗客は、機内で武漢滞在歴があって発熱している場合などは検疫官に申し出るよう促す健康カードを受け取った。空港到着後は検疫ブースでサーモグラフィーによる体温の確認を経て、入国審査に進んだ。体調などの詳しい聞き取りが必要な乗客はいなかった。
 仙台検疫所仙台空港検疫所支所の馬場大輔検疫衛生・食品監視課長は「状況に応じて取るべき対応が変わる場合もある。正確な情報を入手し、迅速、的確に対応していく」と話した。


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2020年01月30日木曜日


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