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「建物の存廃について広く意見聞く」 宮城県美術館移転案で知事が認識示す

会議の冒頭、あいさつを交わす村井知事(左)と郡市長(右)

 仙台市青葉区の宮城県美術館と東京エレクトロンホール宮城(県民会館)を宮城野区に移転、集約する方針案を巡り、村井嘉浩知事は31日、美術館の建築物の存廃について「多角的に意見を聞いて考える必要がある」との認識を示した。
 県庁であった仙台市の郡和子市長、石川光次郎県議会議長と鈴木勇治仙台市議会議長による調整会議で明らかにした。
 村井知事は「美術作品は多くの県民が触れやすい場所に持っていくべきだ」と展示機能の移転に理解を求めた。建築物に関しては「(移転)反対の人は建物への思いが強い」との見方を示し、時間をかけて検討する考えを表明した。
 県民会館の跡地利用については民間への売却など拙速な判断はしないと説明し、「定禅寺通がさらに魅力を増すよう一緒に施策に当たるのもいい」と強調。郡市長は「双方がプラスになる進め方にしたい」と応じた。
 観光振興の財源確保策として県と市が導入を目指す宿泊者対象の新税も取り上げられた。村井知事は県が先行して決めた徴税分を市と分け合う仕組みを提案。「市も導入するならしっかり協議する」と話した。


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2020年02月01日土曜日


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