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大崎市、浸水対策計画前倒し 鹿島台姥ケ沢地区で住民説明会

 大崎市は2日、台風19号で約90世帯が床上浸水した同市鹿島台の姥ケ沢地区の住民説明会で、浸水対策の完了を当初計画から最大4年、前倒しする方針を示した。
 地区集会所であった説明会には約60人が出席。市は、同地区に隣接する巳待田(みまちだ)地区の調整池や排水路の整備を強化する方針を提示した。
 現在、調整池に3台ある排水ポンプを新たに3台設置。増設は当初から1年、前倒しして2021年度末に終える予定だ。
 調整池全体の完成は計画より4年早める。既存の1万2500立方メートル(本年度末に増設完了)に加え、新たに1万4300立方メートル分の調整池の建設に20年度に着手し、22年度末の完成を目指す。
 巳待田排水路の氾濫を防ぐため、一部を50センチかさ上げする。20年度内の完成を予定する。
 住民からは「(吉田川だけではなく)鳴瀬川にも排水できるよう検討を」「排水路の幅を広げることも考えてほしい」などの意見があった。
 伊藤康志市長は「既存計画の前倒しと、吉田川と鳴瀬川の氾濫防止策を並行して安全度を高める」と説明。住民説明会後には「専門家の検討会を設置したい」と話した。
 姥ケ沢行政区長の上野重孝さん(73)は「市の方針は分かったが、納得したわけではない。施設の完成図などを具体的に提示してほしい」と注文を付けた。


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2020年02月03日月曜日


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