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<アングル宮城>震災克服「仙台井土ねぎ」 若者協力、新レシピ

【再生】冬の日差しに青々と映える「仙台井土ねぎ」。沿岸部に広がる畑は延べ9ヘクタールで、地元農家が津波で被災した水田や宅地を再生した=1月11日、仙台市若林区

 東日本大震災の被災地で生まれた「仙台井土ねぎ」。仙台市若林区の沿岸にある井土生産組合の畑では夏も涼しい海風が吹き、うま味が増すという。
 栽培を体験しながら料理法も考案しているのが、仙台コミュニケーションアート専門学校調理師科の生徒たち。2年の花見海斗さん(20)は「独特の甘みと軟らかさを生かしたい」とキッシュを作った。
 作り出された料理の数々は先月、ウェスティンホテル仙台(青葉区)のレストランのメニューに登場した。「井土ねぎの甘みを強調するため、かんきつ類と合わせたりしています」と白川純料理長(38)。これからもさまざまなレシピに挑んでいくという。
 震災からもうすぐ9年。試行錯誤を重ねた「井土ねぎ」は、すくすくと特産品に育っている。
(写真部・安保孝広)


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2020年02月03日月曜日


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