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青森・大間原発で消防車半焼 電熱線付近燃える

燃えた車両を調べる消防署員=3日午前5時ごろ、大間原発

 3日午前0時50分ごろ、青森県大間町奥戸(おこっぺ)、電源開発(Jパワー)大間原発で、敷地内の車庫に配備していた化学消防車から出火、車両の後ろ部分が半焼した。青森県警大間署が詳しい原因を調べている。大間原発は稼働前で放射性物質漏れなどの心配はない。
 大間署とJパワーによると、消防車で使う溶液を凍らせないために使う電熱線付近が激しく燃えていた。車庫内に人はおらず、けが人はいなかった。火災報知機で現場に駆けつけた守衛が消防に通報した。
 車庫は事務棟の脇にあり、建設中の原子炉建屋から南に約200メートル離れている。消防車のほか、放射線量を量るモニタリングカーなどが置いてあった。
 大間原発は、世界で初めて全炉心にプルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を使用する。核兵器の原料にもなる余剰プルトニウムを抱えたくない日本にとり、まとまったプルトニウム消費が期待できる唯一の施設となる。
 建設工事は2008年5月に着工し、進捗(しんちょく)率は37.6%。東京電力福島第1原発事故後、本格工事を中断した。原子力規制委員会で新規制基準適合性審査を受けており、Jパワーは26年度の運転開始を目指す。


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2020年02月03日月曜日


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