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縄文遺跡群、世界遺産登録へ機運高める 盛岡でフォーラム

世界文化遺産登録への機運を高めようと開催されたフォーラム

 政府が2021年を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道と青森、岩手、秋田3県)の世界文化遺産登録に向け、機運の醸成を目的としたフォーラムが2日、盛岡市で開かれた。4道県などでつくる推進本部が主催し、約200人が参加した。
 国連教育科学文化機関(ユネスコ)諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)で副会長などを歴任した神戸芸術工科大の西村幸夫教授(都市計画)、文化庁文化資源活用課の鈴木地平調査官が講演した。
 西村氏は「登録には顕著で普遍的な価値を分かる形で示すことが重要」と指摘。「縄文遺跡群は狩猟採集の時代に人が定住を達成したことを示す世界的にも珍しい遺跡だ」と強調した。
 鈴木氏は昨年登録された「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」(大阪府)を挙げ、「古墳に対する住民の尊崇の念が評価された。地域コミュニティーが遺跡の保護にどう参画しているかも問われる」と呼び掛けた。


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2020年02月03日月曜日


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