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福島県警ヘリ不時着 ローター横転で破損か 運輸安全委が調査

ヘリが不時着した現場で機体を調べる航空事故調査官ら=2日午後2時30分ごろ、郡山市三穂田町下守屋

 福島県警のヘリコプターが郡山市の水田に不時着した事故で、運輸安全委員会の航空事故調査官3人が2日、現場で事故の状況や原因などを調べた。県警も併せて実況見分を行った。
 調査官は午前9時ごろ、同市三穂田町下守屋の現場に到着。午後5時ごろまで、後部が破断した機体や折れたメインローターなどを調べたほか、目撃者からの聞き取りや周囲に飛散した部品の回収を進めた。
 奥山克也調査官は「タイヤが降りており、不時着させる意図があったことが分かった」と説明。メインローターは5本全てが根元から折れ、最大110メートル離れた場所で見つかった。水田にはメインローターが擦れた跡があり、横転時に地面に当たって折れたとみられる。
 今後は搭乗者への聞き取りを実施。フライトレコーダーは機体を移動してから取り出し、事故当時の気象状況や操縦士の証言などと照らし合わせ、風の影響も含め原因を特定する。
 移植手術の心臓を搬送していたヘリは1日、会津中央病院(会津若松市)から福島空港に向かう途中、午前8時10分ごろに不時着した。搭乗していた警察官や医師ら7人のうち4人が重傷、3人が軽傷を負った。


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2020年02月03日月曜日


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