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妊婦にマスク無料配布 宮城・気仙沼市、新型肺炎で5日から

配布するマスクを確認する気仙沼市の職員

 新型コロナウイルスによる肺炎感染の広がりを受け、宮城県気仙沼市は5日から市内の妊婦に無料でマスクを配布する。市内の薬局やスーパーマーケットなどでマスクの品薄状態が続いているため、災害時に備え避難所などに備蓄しているマスクを活用する。
 市内に住む妊婦が対象で約150人を見込む。約50個のマスクが入った1箱を配る。里帰り出産の妊婦も対象とする。
 妊婦を対象にしたのは「免疫が低下している上に、母子手帳で対象者であることを確認しやすい」(市健康増進課)ことが理由。市は今後、配布する対象を広げる予定はない。
 マスクは全国各地の薬局やスーパーなどで売り切れが相次ぎ、フリーマーケットアプリで高額転売されるケースも出ていた。
 気仙沼市にも住民からマスク不足に関する相談が寄せられていた。市職員が市内のコンビニや薬局などを回り、品薄の状況を確認。備蓄したマスクの配布を決めた。
 市は先月31日、菅原茂市長を本部長とする対策本部を設置している。菅原市長は「マスク不足が現実に起きている中で、抵抗力の弱い妊婦に配ることを決めた。コロナウイルスに関する情報収集にも努めたい」と話した。
 配布場所は市子育て世代包括支援センター、市唐桑保健福祉センター、市本吉保健福祉センターの3カ所。母子手帳が必要。連絡先は市健康増進課0226(21)1212。


2020年02月05日水曜日


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