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受験生の感染予防、万全に 新型コロナ対策で会場に消毒液、職員もマスク

 新型コロナウイルスへの感染の懸念が広がる中、宮城県内私立高17校で4日、2020年度一般入試などが行われ、大学・高校の本格的な受験シーズンを迎えた。受験生や保護者、試験会場となる高校・大学などは、受験生の感染防止に神経をとがらせる一方、「インフルエンザ対策と変わりない」と冷静な対応も見せる。
 4日の私立高入試では、試験会場に向かう受験生のマスク姿が目立った。仙台市青葉区の明成高では試験会場にアルコール消毒液を置き、体調不良を訴える受験生用に別室も用意した。
 担当者は「試験は4日だけではないので、引き続きせきや発熱など感染症の疑いのある受験生への対応に留意したい」と話す。
 大学も感染対策に力を入れる。宮城学院女子大(青葉区)は4日の一般入試で、受付にマスクを用意する従来の対応に加え、試験監督にもマスク着用を促した。入試課の担当者は「アルコール消毒液を普段の倍程度に増やした。受験生に使ってもらい、予防を図りたい」と話した。
 東北学院大は1〜3日に青葉区の土樋キャンパスであった一般入試で、担当職員全員がマスクを着用。受験生のマスクも認め、顔写真照合は試験前に行った。体調不良の場合は監督者に早めに申し出ることなどを伝え「受験生が安心して試験に臨めるようにした」(広報課担当者)という。
 「例年のインフルエンザ対策と同様に手洗いを呼び掛けている」と話すのは大手予備校の河合塾仙台校(青葉区)の渡辺貴吉校舎長。「関東や関西で受験する生徒から新型肺炎を心配する声が出ているが、基本的にはいつも通り」と話す。
 理系の国立大を志望する県立高3年の男子生徒(18)は「怖いのは新型肺炎に限らない。体調全般に気を付けて試験で実力を出せるようにしたい」と話した。


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2020年02月05日水曜日


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