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新型肺炎で東北のマスク品薄に拍車 購入制限、増産急ぐ

品薄状態となったマスク売り場=5日、仙台市宮城野区のみやぎ生協幸町店

 新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が長期化し、東北でマスクの需要急増に伴う品薄状態に拍車が掛かっている。製造メーカーも商品供給に懸命だ。
 仙台市宮城野区のみやぎ生協幸町店に入る「コープドラッグ」には5日午後の時点で、子ども用が少量残るだけだった。1週間ほど前から品薄となり、4日には1人1個に購入を制限した。それでも入荷するとすぐに売り切れるという。中国人の客も多く、中国語の注意書きも添えた。
 青葉区の主婦長橋京子さん(66)は「花粉症やインフルエンザも心配。マスクコーナーをチェックし、あれば買うようにしている」と話した。
 供給側も対応を急ぐ。アイリスオーヤマは中国の大連、蘇州両工場でマスクの増産を続ける。春節(旧正月)の休暇を10日間から3日間に短縮し、先週はインフルエンザが流行した昨年同期の3倍を出荷した。当面は需要が続くとみて資材確保に努めるという。マスク不足から、通販サイトに定価の数倍で出品されるケースもある。同社の担当者は「転売目的の大量購入で本当に必要な人に届かない恐れもある。メーカーとしては不本意だ」と語った。


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2020年02月06日木曜日


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