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山形大の重粒子線がん治療施設 群馬大医学部長らが視察

超伝導電磁石を見学する大野教授(右から3人目)ら

 山形大医学部(山形市)が最先端の重粒子線がん治療施設として整備を進めている「東日本重粒子センター」で5日、2010年3月に重粒子線治療を始めた群馬大医学部の石崎泰樹医学部長と大野達也教授がセンター施設や整備状況を視察した。
 山形大はセンターに配備された次世代型回転ガントリー装置や重粒子線ビームを送る超伝導電磁石に加え、初めて機械室も公開した。大野教授は「最先端の技術が随所に見られた。患者の視点で施設が造られていると感じた」と話した。
 山形大と群馬大は昨年12月、部局間協定を締結。協定に基づき、既に山形大病院の看護師らが群馬大病院で研修を受けているほか、今後、重粒子線治療の分野を中心に学生や医師の交流、データの共有などを進めるという。
 東日本重粒子センターは今年8月の利用開始を目指していたが、昨年末、冷却設備の能力不足から延期の可能性が生じたと発表していた。山形大の岩井岳夫教授は稼働時期について「明確な時期は未定だが、来年春ごろの開始を目指したい」と説明した。


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2020年02月06日木曜日


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