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鳥海ブルーライン 今年は秋田側の開通2週間早く 雪の回廊と桜同時に楽しんで

例年はゴールデンウイークに通行が可能になる鳥海ブルーラインの雪の回廊
今年は勢至公園の桜の見頃に合わせて開通時期を迎える(にかほ市観光協会提供)

 秋田県にかほ市と山形県遊佐町を鳥海山(2236メートル)経由で結び、冬期間は閉鎖している県道の観光山岳道路「鳥海ブルーライン」(34.9キロ)について、秋田県側の区間が今年は例年より約2週間早い4月17日に開通する見通しとなった。春の鳥海山に出現する雪の回廊と、市内に咲き誇る桜を同時に楽しんでもらう環境を整える。

 にかほ市は秋田、山形両県にまたがる鳥海山の秋田側に位置する。同市象潟を起点に鳥海山へと向かうブルーラインは例年10月末から4月末にかけて閉鎖されるが、2001年に無料開放されるまで使われた旧象潟料金所付近から鳥海山5合目の鉾立まで約16.8キロの区間で開通を早める。
 市観光協会が昨年秋、市に前倒しを要望し、市が県に相談。昨年並みの積雪量ならば除雪を担当する会社も作業を早めることができるとの判断に至り、県から了承を得たという。
 市内には秋田で最も早く開花する桜の名所「勢至(せいし)公園」があり、桜の見頃は4月後半。ブルーライン開通で雪の回廊を楽しめるのは桜が散った5月以降だったが、今年は早期開通でどちらも楽しめるようにする。
 観光協会は公園の観桜会で開催する1日限定のイベントを2日間にし、象潟の道の駅でもイベントを新たに企画するなど、誘客戦略に力を注ぐ方針だ。佐藤克之事務局長(62)は「観光資源の有効活用は観光客をより多く呼び込むきっかけになる」と話し、「市内の他の名所の盛り上げにもつながる」と期待する。


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2020年02月07日金曜日


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