福島のニュース

常磐線・富岡−浪江間が3月14日に再開 JR東が事故対応訓練

けがをした乗客の救助の手順などを確認した訓練

 JR東日本は6日、福島県富岡町の常磐線富岡−夜ノ森間で、緊急時の対応力を養う総合訓練を実施した。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後に不通となっている同線富岡−浪江(福島県浪江町)間の運行が、3月14日に再開するのに備えた。
 JR社員のほか、福島県警双葉署や富岡消防署の署員ら約100人が参加。富岡−夜ノ森間を走行中の下り普通列車で人身事故が起きたとの想定で、緊急停止時のアナウンス、乗客の安全確認、負傷者の救助などの手順を確認した。
 大野(同県大熊町)−夜ノ森間では強風で列車が停止したとの想定で、乗客の避難誘導なども行った。同社水戸支社の白土裕之安全企画室長は「9年ぶりの全線再開だがスムーズに訓練できた。ぜひ安心して利用してほしい」と話した。
 富岡−浪江の20.8キロのうち13.6キロは帰還困難区域内にあるが、全線再開に合わせ鉄道施設や駅に通じる道路の避難指示が順次解除される。同社は昨年12月の試運転に続き、普通列車と特急列車で乗務員の訓練運転を3月上旬まで行う。


関連ページ: 福島 経済

2020年02月07日金曜日


先頭に戻る