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福島の農業応援 大学生が吟醸酒とバウム開発 東京で販売会

来店客にピーチバウムの試食を勧める福島大生ら=6日、東京・押上

 福島大とファッションブランド「サマンサタバサジャパンリミテッド」(東京)が共同開発した福島市産の日本酒とバウムクーヘンのお披露目販売会が6日、東京・押上の「東京スカイツリータウン」であった。
 純米吟醸酒「福ぽんしゅ2020」、モモを使った「ふくしまピーチバウム」を販売した。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興へ歩む福島の農業を盛り上げようと、昨年4月に学生と若手社員計約20人のプロジェクトが発足。学内で開発した。
 甘口で軽やかな飲み口から名付けた「福ぽんしゅ」は、学生らが福島市内の水田で育てた酒米「五百万石」を使用。市内唯一の蔵元「金水晶酒造店」が醸造した。
 ピーチバウムは市内のバウムクーヘン店「バウムラボ樹楽里(きらり)」の協力を得て、五百万石の米粉とモモを使った。甘さを控えて素材の風味を引き出し、しっとりした食感に仕上げた。
 経済経営学類3年佐藤里咲(りさ)さん(21)は「プロジェクト中に台風19号の豪雨被害があり、農家の苦労を痛感した。商品を通じ福島の農産物のおいしさを県外に発信したい」と語った。
 福ぽんしゅ(500ミリリットル)は3000本限定で1800円。ピーチバウムは1個324円。福島市の県観光物産館でも8日に発売する。売り上げの一部は、台風19号豪雨で被災した県内農家に寄付する。


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2020年02月07日金曜日


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