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ヤマニシ、大沼など大型倒産相次ぐ 東北・1月

 帝国データバンク仙台支店は、法的整理による東北の1月の企業倒産集計(負債額1000万円以上)をまとめた。件数は前年同月の約2.1倍の46件で、東日本大震災以降では2011年5月(54件)に次ぐ高い水準となった。負債総額は会社更生法の適用を申請した造船業のヤマニシ(石巻市)などの大型倒産が押し上げ、約2.1倍の204億6700万円だった。
 県別の倒産状況は表の通り。件数は同数だった岩手以外の5県で増えた。負債総額は青森、宮城、秋田、山形で増えた。震災関連倒産はヤマニシの1件。
 業種別は建設業、卸売業、サービス業の各9件が最も多く、小売業の8件が続いた。原因別は販売不振の42件、形態別は破産の41件が大半を占めた。業歴別は30年以上が17件、20年〜30年未満が11件だった。
 負債額別は5000万円未満22件、5000万円以上1億円未満6件、1億円以上5億円未満15件、5億円以上10億円未満1件。10億円超はヤマニシ(123億円)と、百貨店経営の大沼(山形市、30億円)の2件発生した。
 仙台支店は「小売りとサービスを中心に倒産が目立っており、債務超過の事業者も増えている。昨年10月の消費税増税や新型肺炎の消費への影響も心配で、倒産動向は楽観できない」と指摘した。


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2020年02月07日金曜日


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